熱回収の利用方法について

熱回収の利用方法ですが、最も分かりやすいものは発生した熱、つまり暖められた空気をそのまま活用する手があります。暖房その他に利用するわけですが、注意しなければならないのは排気ガスには酸素が少なく二酸化炭素が多く含まれるほか、場合によって有毒成分を含む場合があり、人が生活している場所に直接引き込むわけにはいかないことが挙げられます。熱回収の後、何らかの方法で熱交換を行い、綺麗な空気を暖めた上で利用しなければならないケースが多いでしょう。熱交換を行うのであれば、別に空気に頼る必要は必ずしもありません。

どちらかというと暖気よりは温水のほうが利用価値が高いケースが多いと思われるからです。つまり、熱回収によって得られた熱で水を温めて温水を作り、有効に活用する方法が挙げられます。暖房となると夏場は全く不要になってしまうかもしれませんが、温水であれば需要の程度はあっても夏場でも全く不要ということはなく、恒常的な需要が期待できる点もメリットになります。一般的な家庭レベルでは使い切れないくらいの温水が発生するということであれば、温浴施設を建設するのも一つの方法かもしれません。

これでもなお余ってしまうくらいに熱が発生するということであれば、水を加熱して水蒸気にし、蒸気の圧力でタービンを回して発電に用いる方法があります。これは原理的には火力発電と何ら違いはなく、公共の送電網を利用して売電もできますから無駄になることがありません。

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