熱回収の利用について

熱回収とは、もはや不要となってしまった廃棄物、つまりゴミについて、単に廃棄してしまうのではなくそれを燃やし、得られる熱をうまく回収して有効に利用することを指します。どうせ捨ててしまうくらいならせめて熱源としてやろうといった意味合いになります。熱回収の利用方法ですが、もちろん単純には暖房での利用が考えられます。暖かい空気を循環させることで暖房に使えるからです。

ただし、これさえもそこまで話は単純ではありませんから注意して下さい。普通に考えても、燃焼によって得られる暖かい空気の中には、酸素が少なく二酸化炭素が多く含まれます。もしかすると煤塵とかその他の有毒な物質も含まれているかもしれません。いくら暖かいからと言って、そのような排気ガスをそのまま暖房に使っては、健康を害したり場合によっては思わぬ事故を引き起こす可能性があります。

人の生活する場で用いる場合は、何らかの方法で綺麗な空気に熱を移し替えた後に暖房に使う必要があるわけです。一方、例えば農業用のビニールハウスに使うといった場合には、植物にとって有害な物質が含まれていないかに留意は必要なものの、その程度は人の生活の場に使うよりは気が楽になります。このほかの熱回収の利用としては、暖かい空気を利用して水を温め、温水にすることが考えられます。温水は利用範囲が広いでしょうし、例えば温浴施設を建設したりすることで多くの需要を見込むことも可能です。

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