2022/12/24

期間工の求人は、一度に100人単位で採用するので、会社内の事務手続きだけでも膨大な量になります。すでに恒例の手続きであるため、処理スピードは速いのですが、それでも期間工としての最初の1週間は受入するための期間と呼ばれる、まだ本格的には仕事をしない時期です。どの会社でも共通しているのは、詳細な健康診断と、診断結果による期間工の振り分けであり、仕事の負荷に耐えられない人間であると専門家が判断した方については、この時点での日当と交通費だけ支給されて帰らされます。求人に応募した時点で行われる面接は一次審査でして、会社において一斉に実施される期間工向けの健康診断が二次審査に相当します。
普段から不摂生な生活をしていると、すでに何回も求人に応募して採用されている方ですら落とされてしまうので、規則正しい生活を心がけた上で、定期的に健康診断を受けておきましょう。数日がかりで行われる健康診断と事務手続きは、経験者にとってはいわば風物詩のようなもので、配属先が決まってからも教育するための期間になり、しばらくの間は新人扱いされます。なお、受入期間中に正式な配属先が決まるので、赴任してからしばらくは受入用の仮の寮で生活するのが一般的です。いちいち求人で集まった期間工を移動させるのは非効率的であるため、受入用として採用人数分の部屋が確保されています。
仮の寮からすぐに配属先に見合った寮へ引越すため、現地に行く時点での荷物は自分自身で運べる程度にとどめた方が賢明です。